以前子どもロコモについて、ブログを書かせていただきました。

その記事をみてくださったテレビ局の方が、子どもロコモについて特集を組んでくださいました。
急な話ですが、本日7月28日火曜18:15〜
北海道テレビ「イチオシ」内で放送されます。
「Onちゃん、6ch、HTB」です。
ぜひ御覧ください。
なお放送はコロナ情勢につき、29日の同時間帯に変更になる可能性があります。
そして、前回記事の最後に、次回は「子どもロコモの落とし穴」について書きますといったのに、早3ヶ月が経過してしまいました・・・。
今日こそ書きます、子どもロコモの落とし穴!?
なにが落とし穴って、子どもロコモは身体を動かしている子もなるかもしれないということです。
身体が硬い、バランスが悪いなど基本的な動きができない状態のお子さんが「子どもロコモ」と呼ばれています。
それは運動不足のお子さんだけがなるわけではないのです。
近年は、有名スポーツ選手たちに習って、幼少期からずっと同じスポーツをやる子が増えてきています。
スポーツにより身体の使い方はさまざまです。
しかしずっと同じ動作ばかりしていると身体はアンバランスになります。
筋肉が偏ったり、それこそたくさん使う筋肉は硬くなったりします。
身体が硬い、バランスが悪い → 「子どもロコモ」 です
そういう子はケガもしやすいことも事実です。
うちの子は運動しているから大丈夫は要注意です。
ちゃんとバランスのよい食事を食べていますか?
子どもロコモチェックはきちんと行えますか?

運動をたくさんされているお子さんは、柔軟性が落ちている場合が多いです。
さて、よく運動神経という言葉をよく耳にしますが、実はそんな神経はありません。
「運動神経」とは、いいかえると「運動を上手にこなす能力」となります。
運動は脳で動きの命令を出し、その命令が神経を通って、筋肉へ行き、筋肉が動きます。
「運動を上手にこなす」とは、この命令が正確にスムーズに伝わることになります。
神経が発達していく時期は10歳ころまでと言われています。
8〜11歳が運動発達のゴールデンエイジなのです。

したがって一つのスポーツ、動きばかりをするのではなく、10歳まではいろいろな運動をして、身体の動かし方を身につけてもらいたいです。
当院では、そんな運動発達を促す運動教室を行っていくことになりました。
ドイツ発祥のボールを使って遊びながら運動発達を促すバルシューレ教室です。
札幌でのバルシューレ教室の定期開催は初めてとなります。
岩見沢を拠点とされているSLDI(Sports Life Design Iwamizawa)さんとのコラボ企画です。
ドイツではプロサッカーチームがジュニアのトレーニングとして導入しています。
また東京では人気が高く、バルシューレ教室が20箇所以上もあるようです。
幼稚園児から小学校低学年まで、ボールを使った遊びの中で、考え、学び、運動発達やスキルを身につけていきます。
そういった11歳までの期間に、運動の神経発達を促すことで、その先の競技へつながる基礎ができると思っています。
またバランスよく、ケガのない身体づくりができると考えています。
8月30日から月2回ペースで日曜に行っていく予定です。
詳細は決まり次第またご連絡いたします。
コロナ情勢により、開始が延期される可能性もあります。
STOP! コロナロコモ、子どもロコモ