包茎手術は痛い?いつまで続く?術前から術後までの痛みの変化について解説
- maekawa54
- 5月30日
- 読了時間: 6分

包茎手術を検討している多くの男性にとって、最も気になるのが「痛み」についてではないでしょうか。手術に対する不安は当然のことですが、実際の痛みについて正しく理解することで、過度な心配を避けることができます。
この記事では、包茎手術の各段階での痛みについて、実体験を交えながら詳しく解説していきます。
包茎手術は痛い?状況別の痛さについて
包茎手術の痛みは、手術の各段階によって異なります。それぞれの状況での痛みの程度と対処法について、具体的に見ていきましょう。
麻酔の痛み
包茎手術で最初に感じる痛みは、局所麻酔の注射です。多くの方が「麻酔の注射が一番痛かった」と話すように、これが手術全体で最も痛みを感じる瞬間かもしれません。
麻酔は陰茎の根元や亀頭の周囲に数か所注射します。注射針が刺さる瞬間はチクッとした痛みがあり、麻酔薬が注入される際には鈍い痛みと圧迫感を感じます。ただし、この痛みは数秒から十数秒程度で終わります。
最近では、注射の前に麻酔クリームを塗布したり、極細の針を使用したりすることで、痛みを最小限に抑える工夫をしているクリニックが増えています。痛みに敏感な方は、事前にこうした対策について相談することをおすすめします。
手術中の痛み
麻酔が効いてしまえば、手術中の痛みはほとんどありません。局所麻酔は神経をブロックするため、切開や縫合の際の痛みを感じることはないのです。
ただし、触られている感覚や引っ張られる感覚は残ることがあります。これは痛みではなく、違和感として感じる程度です。もし手術中に痛みを感じた場合は、すぐに医師に伝えれば麻酔を追加してもらえます。
手術時間は通常30分から1時間程度で、リラックスした状態で受けることができます。音楽を聴きながら手術を受けられるクリニックもあり、緊張を和らげる工夫がされています。
手術後の痛み
手術直後は麻酔が効いているため痛みはありませんが、麻酔が切れ始める2〜3時間後から徐々に痛みを感じるようになります。この痛みは、ズキズキとした鈍い痛みで、個人差はありますが我慢できないほどではありません。
痛みのピークは手術当日の夜から翌日にかけてです。処方される痛み止めを適切に服用することで、痛みをコントロールすることができます。多くの場合、市販の鎮痛剤程度の効果で十分対応可能です。
また、患部を冷やすことで痛みと腫れを軽減できます。ただし、直接氷を当てるのではなく、タオルで包んだ保冷剤を使用するなど、適切な方法で冷やすことが大切です。
抜糸の痛み
手術から1〜2週間後に行われる抜糸は、多くの方が心配される処置ですが、実際にはそれほど痛くありません。糸を引き抜く際にチクッとした痛みがある程度で、麻酔の注射と比べればはるかに軽い痛みです。
最近では、吸収糸を使用して抜糸不要の手術を行うクリニックも増えています。吸収糸は自然に体内に吸収されるため、抜糸の痛みを完全に避けることができます。ただし、仕上がりの美しさを重視する場合は、通常の糸を使用した方が良い場合もあるので、医師と相談して決めることが大切です。
包茎手術の痛みはいつまで続く?
手術後の痛みがどのくらい続くのかは、回復の目安として重要な情報です。一般的な経過について、時期別に詳しく見ていきましょう。
手術当日から翌日の痛み
手術当日は麻酔が切れてから痛みが始まり、夜にかけて痛みのピークを迎えます。この時期は安静にして、処方された痛み止めを定期的に服用することが大切です。
翌日になると、痛みはやや落ち着いてきますが、まだ鈍い痛みが続きます。朝起きた時の勃起(朝勃ち)で痛みを感じることが多いため、就寝前に痛み止めを服用しておくと良いでしょう。
この時期は、できるだけ安静に過ごし、患部に負担をかけないようにすることが重要です。シャワーは医師の指示に従い、患部を濡らさないよう注意が必要です。
手術3日目から5日目の痛み
3日目を過ぎると、激しい痛みはかなり軽減されます。日常生活に支障がない程度の違和感や軽い痛みが残る程度になることが多いです。
この時期になると、痛み止めを常用する必要はなくなり、痛みを感じた時だけ服用すれば十分です。ただし、勃起時の痛みはまだ続くため、性的な刺激を避けることが大切です。
歩行や軽い運動は可能になりますが、激しい運動や自転車に乗ることは避けた方が良いでしょう。患部の腫れも徐々に引いてきます。
手術6日目から1週間経過の痛み
1週間が経過すると、日常的な痛みはほとんど感じなくなります。触ったり圧迫したりしなければ、痛みを意識することはほとんどありません。
この時期には、シャワーで患部を優しく洗うことも可能になります。ただし、まだ傷は完全に治癒していないため、強くこすったりすることは避けましょう。
勃起時の違和感は残ることがありますが、痛みというよりは引っ張られる感覚程度になります。個人差はありますが、2〜3週間程度で完全に痛みがなくなることが一般的です。
包茎手術の痛さについて施術を受けた体験談
実際に包茎手術を受けた方々の体験談を見てみると、痛みに対する感じ方は人それぞれですが、共通している点もあります。
20代男性の体験談: 「正直、手術前は痛みがすごく心配でした。でも実際は、麻酔の注射が一番痛かったくらいで、手術中は全く痛みを感じませんでした。手術後も痛み止めを飲めば普通に過ごせる程度で、想像していたより全然楽でした。3日目には仕事にも復帰できました。」
30代男性の体験談: 「麻酔は確かに痛かったですが、歯医者の麻酔と同じくらいかな。手術後の夜は結構痛くて、痛み止めを飲んでも完全には痛みが取れませんでした。でも翌日からは急激に楽になって、1週間後にはほとんど痛みを感じなくなりました。」
40代男性の体験談: 「クリニックで麻酔クリームを使ってもらったので、注射の痛みもそれほどでもなかったです。手術後は2〜3日は違和感がありましたが、痛み止めでコントロールできる範囲でした。一番辛かったのは朝勃ちの時でしたが、それも1週間くらいで気にならなくなりました。」
体験談から分かるように、痛みの感じ方には個人差がありますが、適切な痛み止めの使用と安静により、多くの方が日常生活に大きな支障なく回復しています。
包茎手術の痛みが不安な場合は事前相談すれば問題なし
包茎手術の痛みに対する不安は、誰もが持つ自然な感情です。しかし、現代の医療技術と適切な痛み管理により、痛みは十分にコントロール可能です。
信頼できるクリニックでは、カウンセリング時に痛みについての不安を丁寧に聞いてくれます。痛みに敏感な方には、以下のような対策を提案してくれることがあります。
麻酔クリームの使用による注射の痛み軽減
極細針の使用
笑気麻酔(リラックス効果のあるガス)の併用
静脈麻酔の選択(完全に眠った状態での手術)
強めの痛み止めの処方
手術後の痛みについても、24時間対応の電話相談や、必要に応じた追加の痛み止めの処方など、充実したアフターケアを提供しているクリニックを選ぶことが大切です。
痛みへの不安が強い場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受け、最も安心できる対応をしてくれるところを選ぶことをおすすめします。医師やスタッフの対応、痛み対策の充実度、過去の患者の声などを総合的に判断しましょう。
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