包茎手術で失敗する4つの原因!後悔しないためのクリニック選びのポイント
- maekawa54
- 5月30日
- 読了時間: 7分

包茎手術をしたくても失敗が怖くなかなか踏み出せない方もいます。実際、クリニック選びを誤ると取り返しのつかない失敗につながることがあります。
この記事では、包茎手術で失敗する原因と実際の失敗事例、そして失敗を防ぐためのクリニック選びのポイントを詳しく解説します。
包茎手術で失敗する原因は主に4つ
包茎手術の失敗は、決して珍しいことではありません。しかし多くの場合「料金の安さだけでクリニックを選んでしまった」ために起きています。
事前にしっかりとクリニック選びを理解することで、リスクを回避し、満足のいく結果を得ることができます。
医師の経験や技術不足
包茎手術の成功は、執刀医の技術力に大きく左右されます。経験の浅い医師や、包茎手術を専門としていない医師が執刀すると、仕上がりの美しさや機能面で問題が生じる可能性が高くなります。
特に、亀頭直下埋没法などの高度な技術を要する術式では、医師の経験値の差が如実に現れます。症例数が少ない医師の場合、予期せぬトラブルへの対処も適切に行えない可能性があります。
患者の悩みや要望のヒアリング不足
包茎の状態は人それぞれ異なり、患者が求める仕上がりも様々です。カウンセリングで十分な時間をかけずに、患者の悩みや希望を正確に把握しないまま手術を行うと、期待とは異なる結果になってしまいます。
「自然な仕上がりにしたい」「傷跡を目立たせたくない」「機能面を重視したい」など、患者の優先順位を理解せずに画一的な手術を行うことが失敗の原因となります。
安さだけを重視し保険適用手術を選択
保険適用の包茎手術は、真性包茎やカントン包茎など医学的に治療が必要な場合に限られます。また、保険診療では美容的な配慮がされないため、見た目の仕上がりは期待できません。
安さだけを重視して保険適用手術を選択すると、傷跡が目立つ、不自然な仕上がりになるなど、後悔する結果になることが多いです。将来的な修正手術を考えると、かえって高額になることもあります。
実績が不透明なクリニックを選ぶ
症例数や医師の経歴を明確に公開していないクリニックは要注意です。「包茎手術専門」と謳っていても、実際の症例数が少なかったり、経験の浅い医師が担当することがあります。
また、極端に安い料金を提示しているクリニックでは、手術後のアフターケアが不十分だったり、追加料金を請求されるケースもあります。
包茎手術で失敗・後悔した事例をご紹介
実際に起こりうる失敗事例を知ることで、リスクを理解し、慎重にクリニックを選ぶことができます。以下は、包茎手術で報告されている代表的な失敗例です。
ツートンカラーと呼ばれる色ムラが生じる
包皮を切除した部分と残った部分の色の違いが目立つ状態を「ツートンカラー」と呼びます。これは、包皮の内側と外側の色素の違いによるもので、技術の未熟な医師が手術を行うと発生しやすくなります。
一度できてしまったツートンカラーは、修正が非常に困難です。特に亀頭周辺で色の境目がはっきりしていると、見た目の違和感が強くなります。
手術痕が炎症・悪化しケロイドになる
手術後の傷跡が赤く盛り上がり、ケロイド状になることがあります。体質的な要因もありますが、縫合技術の未熟さや、術後の管理不足が原因となることが多いです。
ケロイドは見た目だけでなく、痛みやかゆみを伴うこともあり、日常生活に支障をきたすことがあります。特に性行為時に痛みを感じるケースもあります。
ペリカン変形になる
包皮の切除が不適切だと、亀頭の下部分に余った皮膚がたまり、ペリカンのくちばしのような形になることがあります。これを「ペリカン変形」と呼びます。
この状態では見た目が不自然なだけでなく、包皮に尿や垢がたまりやすくなり、衛生面でも問題が生じます。修正手術が必要になることが多いです。
包皮の切除が多く引っ張りや違和感を感じる
包皮を切除しすぎると、勃起時に皮膚が引っ張られて痛みを感じることがあります。特に仮性包茎の手術で、必要以上に包皮を切除してしまうケースで多く見られます。
この状態では、勃起時だけでなく、日常生活でも違和感や痛みを感じることがあり、精神的なストレスも大きくなります。
遅漏や不感症のリスク
包皮小帯(裏スジ)を誤って切断したり、神経を傷つけたりすると、感度が低下して遅漏や不感症になることがあります。これは性生活に直接影響する深刻な問題です。
一度傷ついた神経は回復が困難なため、慎重な手術操作が求められます。経験豊富な医師であれば、このようなリスクを最小限に抑えることができます。
提灯変形が起きる
環状切除法で手術を行った場合、縫合部分が膨らんで提灯のような形になることがあります。これは、リンパ液の流れが阻害されることで起こる症状です。
軽度の場合は時間とともに改善することもありますが、重度の場合は修正手術が必要になります。見た目の問題だけでなく、機能面でも支障をきたすことがあります。
手術痕が残り見た目の不自然さ
どんなに技術の高い医師でも、手術である以上、完全に傷跡をなくすことはできません。しかし、技術の差によって傷跡の目立ち方は大きく変わります。
縫合が雑だったり、糸の選択を誤ったりすると、傷跡がジグザグになったり、段差ができたりして、明らかに手術を受けたことがわかる不自然な仕上がりになってしまいます。
包茎手術で失敗を防ぐにはクリニック選びが重要
包茎手術の成功は、クリニック選びで決まるといっても過言ではありません。以下のポイントを押さえて、信頼できるクリニックを選びましょう。
症例実績や経験年数が豊富
まず確認すべきは、クリニックの症例実績と医師の経験年数です。年間の手術件数が多く、10年以上の経験を持つ医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。
症例写真を多数公開しているクリニックは、技術に自信がある証拠です。様々なタイプの包茎に対応した症例があるかも確認しましょう。
適正な料金価格で無理な勧誘がない
包茎手術の料金は、術式や仕上がりのグレードによって異なりますが、相場から大きく外れた料金設定には注意が必要です。極端に安い場合は、技術や設備に問題がある可能性があります。
カウンセリング時に高額なオプションを強引に勧めてくるクリニックは避けるべきです。患者の立場に
立って、本当に必要な治療だけを提案してくれるクリニックを選びましょう。
包茎手術が得意な専門医が在籍している
泌尿器科医や形成外科医の資格を持っていても、包茎手術の経験が豊富とは限りません。包茎手術を専門的に行っている医師が在籍しているかを確認することが重要です。
医師のプロフィールや専門分野、これまでの実績などを公開しているクリニックは信頼性が高いといえます。
清潔感ある院内でスタッフ・医師の身だしなみ
クリニックの清潔感は、医療機関としての基本です。待合室や診察室、手術室が清潔に保たれているか、スタッフの身だしなみは整っているかをチェックしましょう。
院内の雰囲気やスタッフの対応も重要です。患者のプライバシーに配慮した環境が整っているかも確認ポイントです。
無料カウンセリングで親身に相談ができる
良いクリニックは、無料カウンセリングで十分な時間をかけて患者の悩みを聞いてくれます。手術のメリットだけでなく、リスクについても正直に説明してくれるかが重要です。
質問に対して丁寧に答えてくれるか、術後のアフターケアについて詳しく説明があるかも確認しましょう。不安や疑問を解消してから手術を決断することが大切です。
まとめ
包茎手術は一生に一度の大切な手術です。失敗を防ぐためには、信頼できるクリニックを慎重に選ぶことが何より重要です。料金の安さだけで判断せず、医師の技術力、クリニックの実績、カウンセリングの質などを総合的に判断しましょう。
手術を急ぐ必要はありませんが、まずは複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、納得できるまで検討することをおすすめします。正しい選択をすることで、包茎という悩みから解放され見た目だけではなく自身にも繋がります。
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