全国でコロナウイルスワクチンの接種が進んでおりますが、今後はインフルエンザウイルスも流行していく時期になっていきます
昨年はみなさんの感染予防でインフルエンザにかかった方は例年よりはるかに少ない人数だったようです。
しかしその分インフルエンザの抗体を持っていない方が多く、感染すると重症化することも考えられます。
また、今年は小児科でRSウイルスがかなり猛威を奮ったようです。
昨年の感染者が少なく、抗体を持っていない子が多いので、ひとたび流行するとかなり感染拡大するようです。
インフルエンザでも同様のことが考えられます。
現在でもコロナのブレイクスルー感染もありますので、発熱があると、コロナ感染なのか、インフルエンザ感染なのか、全く別のものなのかといろいろな可能性が考えられ、病院受診のかなり煩雑になってしまいます。
ワクチンで感染を完全に防げるわけではないですが、重症化を予防することもできます。
日本ワクチン学会からは「生後6ヶ月以上のすべての人に対するインフルエンザワクチンの接種を推奨する」と提言が出されています。
例年同様インフルエンザワクチンは接種していただいたほうがよいと思われます。
今年はインフルエンザワクチン供給が例年より少ないと報告されています。
そのため当院では、まず通院歴のある患者さんから優先的に接種、予約を開始していきます。
ただ、12月ころまで供給は続くとのことで、最終的には多くの方に接種ができると思われます。
12月中旬ころまでに接種が完了すれば、ワクチン効果は見込めます。
インフルエンザワクチン接種はあせらずに、接種していただければと思います。
1点注意点があります。
今年のインフルエンザワクチン接種は、コロナワクチン接種を2週間以上間隔をあけなければなりません!
接種日程にご注意ください。
毎年好評をいただいているペア割を今年も行います。
ご予約、接種についての詳細は以下をご確認ください。
緊急事態宣言期間は終了しましたが、引き続きマスク、手洗い、3密の回避など感染対策を行い、ワクチン接種を受け、定期的に身体を動かし免疫力をつけ、感染予防をしていきましょう。