1月11日に行われた第37回北海道骨粗鬆症研究会学術集会が開催されました。
その中で、リエゾン①のセッションで、院長道家が座長を務めさせていただき、理学療法士佐竹が演題発表を行いました。
発表内容は
「地域在住高齢者における大腿骨転子部骨密度と生活活動範囲との関連性」
です。
これは当院で行なっている運動教室参加者にご協力いただいたデータを元に解析を行いました。
ご協力いただきました方々、ありがとうございました。
結論は「骨密度低下を予防するためには、自宅から800m以上離れた距離への外出を頻度多く、かつ自立して移動できる能力を維持することが望ましい」という結果でした。
この結果を今後の臨床に役立てていきたいと考えております。
なお、この発表が優秀論文賞をいただきました。
発表演題の中で一番高得点だったともお聞きしております。
ありがとうございました。
当院では、健康寿命を維持するため、また患者さんにより良い医療提供をするために、臨床だけでなく、研究も行っております。
来院された患者さんには研究協力をお願いすることもあるかもしれません。その際はぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。

